トレンドは、「外出を前提としたトレンド」が消滅し、「在宅・巣ごもり」を前提としたものへと大きく変容しました。
ここでは、その期間の消費やトレンドの主な傾向を「3つのシフト」としてまとめます。
1. 🏠 消費対象の「巣ごもり」シフト
行動制限により、お金を使う対象が「外」から「家の中」へと大きく移りました。
減少した消費:
被服・履物(ファッション)、交通・通信(旅行・通勤)、教養娯楽(映画館、レジャー施設)への支出が大きく減少しました。
特に外食は、客数が激減し、パブレストランや居酒屋などの業態はコロナ禍前の水準に戻りきらない状況が続きました。
増加した消費(巣ごもり消費):
家具・家事用品: 在宅勤務や巣ごもり生活を快適にするためのデスク、高機能チェア、空気清浄機、高性能家電(ロボット掃除機など)への支出が増加しました。
食料品: 外食機会の減少に伴い、冷凍食品、調味料、菓子、アルコール飲料(主に通販)など、自宅での食卓を充実させるための購入が増え続けました。
健康関連: 感染予防のためのマスクや消毒液の消費が定着したほか、運動量減少に伴う健康上の懸念から、たんぱく質を多く含む食品など、健康志向の食品需要が伸びました。
2. 📱 トレンドの「非接触・オンライン」シフト
接触を避けるための生活様式が急速に普及し、これが新しいエンタメトレンドの土台となりました。
Eコマースの急増:
食料品を含め、消費総額は大きく変わらなくても、**ネットショッピング(ウェブを通じた消費)**が急増しました。
ECサイトだけでなく、**CVS(コンビニエンスストア)やSM(スーパーマーケット)**でも、店舗利用と並行してネットを介した購買が定着しました。
非対面・非接触志向:
自宅の空気環境を整える換気設備や家電への関心が高まりました。
エンタメ分野では、**オンラインライブ、動画配信サービス(VOD)**の利用が爆発的に増加しました。
動画配信とSNSの支配:
外出自粛で可処分時間が増えた結果、YouTube(長尺・ショート両方)、TikTokがトレンドを生み出す主要なプラットフォームとしての地位を確立しました。
3. ✨ グルメ・エンタメの「プチ贅沢・趣味」シフト
暗いニュースが続く中で、「自宅で楽しめるささやかな楽しみ」に価値を見出す消費行動が強まりました。
自宅グルメの進化:
高級食パンブームの定着や、コーヒー、紅茶、クラフトビールなど、自宅で淹れるドリンクのグレードアップが流行しました。
調理を楽しむためのホットプレートや、家飲みを充実させるための調理家電が人気を博しました。
癒やしと自己投資:
ガーデニング、読書、オンラインフィットネスなど、**「1人で過ごす時間」「リラックスする時間」**を充実させるための趣味・レクリエーション関連の消費が増加しました。
この2020年Q2から2022年Q1の期間は、**「トレンドがなくなった」のではなく、「トレンドの舞台が自宅とオンラインに移った」**時期だったと言えます。
この自粛期間の特定のテーマ(例:ファッションのトレンド、SNSで流行した動画)について、さらに詳しく知りたい点はありますか?
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